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1999.04.08 04:09|∟小説
b60837_icon_1.jpg 「…私の過去ですか…あんまり思い出したくないんデスケド…」
 
IMG_000000.png 「う~~……ひっくっ…うえっ」

b60837_icon_2.jpg 「なんデス…なんでそんな顔するんデス…」

IMG_000000.png「らっへ……涙が止まらんいゃもん…」

b60837_icon_1.jpg 「まったくだらしがないですねェ…ホラ、せめて鼻を拭きなさいヨ」

IMG_000000.png 「ず、ずびーっ!…んー、やあっぱいっちばん過去が辛いのレムさんだよね」

b60837_icon_2.jpg 「辛いとか…レムレス悲しい。」

IMG_000000.png 「あああごめん!!色々あったからね!ロビン・アルケイド!」

b60837_icon_1.jpg 「……その名で呼ばないで下さい、捕まりますヨォ。」

IMG_000000.png 「あああそうだった!!でもね…ほんと、おつかり!(お疲れ様の意」

b60837_icon_3.jpg「ふふふ、軽いですよねェ…ま、いいですケドー。」

IMG_000000.png 「今は護るものが見つかったんだ!それでいいじゃない!
        これからは新しい「レム」だよ」

b60837_icon_1.jpg 「(微笑)……ええ、もう…何も失いません。」
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1999.04.08 04:07|∟小説
【第1章~そして貴方が繋ぐもの~】
ロビン編

 「…お前…何を……何をした…」
 「やった…やったぞ…俺がやった。フランベール公爵の息子を殺した…ひひ…ははは!」
 「……なっ…」

 「もっともっと、姿が無くなるほどに、切裂いてやろうか?なあ、アルケイド。」
 「待てやめろ…!!傷をつけるなら私にしろ…!殺すなら…私に…!」
 
 倒れこんだクランお坊ちゃんは  動く気配がない―……
 主人を護れない使用人は「主人を護る資格がない」 簡単な事。

 「黙れ…黙れ黙れ黙れ!!お前の屋敷はもう終わりだ。
  この領域も…お前もそのうち私の銃の毒で死ぬ。」

 「この屋敷を壊し…レインゼール公爵の領域を増やすというのか…」

 「あぁ、そうだ。早く片付けてしまいたいなあ…はは…あははははは!
  さあ!!今から此処は我がレインゼール家の領域となる…!
  レインゼール公爵家に祝福と栄誉を!!」

 レインゼール家の使用人はその手に紋章をかざし、誇らしく、そして笑みを浮かべ
 フランベール家と対する戦の終戦を迎えるのだった…。

 丁度その時だった。
 動くはずのないクラン坊ちゃんが、重たいような体で立ち上がった。
 顔はもう、クラン・フランベールではなく…見るに無残な死に顔。
 
 「クラン坊ちゃんの……リビングデッド……?」
 
 クランは隣に転がっていたナイフを取り、ロビンに近寄る…
 咄嗟にロビンの服を握り締め、小さなナイフでひとつ胸を突き刺した。
 
 「……ぐっ」

 「ねぇ、ロビン。僕を護ってよ。
  なんで?なんで…何故なの…何故お前は…ねぇ…ねえ…!!」

 「……っ」

 あの時ロビンは確かにクランのリビングデッドに襲われ、命を失いそうになっていた。 
 幸い異変に早く気付け、左目を失っただけだったが…
 だが…視力だけじゃない。左眼球自体を抉られて取られている。

 その一言を残し、クランのリビングデッドは倒れこみ、もう二度と動くことはなかった。
 その後ロビンは逃げる様に屋敷を出た。
 
 「ぐっ…げほっ…っ」 
 
 先ほどの銃の毒の周りが早い…。歩く足が重さを増してきた。
 せきをするたびに血と眩暈が止まらない。
 
 袖に隠してあった、小さなポシェットの中の毒消薬で少しは落ち着いた…。
 これはクランに飲ませるはずだった…今は私が生きるしかないと。
 …その時はただ、「生きること」に必死に自身に凝らし込ませていた。

 罪を重ね、重ね、重ね……逃げて、逃げて…逃げ切って…。
 人を殺し、道を開け、塞がれた壁をも斬り壊し…それでもロビンは進み、そして生きてきた。


 あの日の事は何があっても忘れない…忘れてはならない気がした。 
 今はもう血の色に染まった…私が確かに過ごしてきた場所。


 ねェ、静羅坊ちゃん…


 私は…「貴方を護れる者」になれているのでしょうか―……?




>>最後まで読んでくださりありがとうございます * 【第1章~あとがき~】はこちら
1999.04.08 04:04|∟小説
【第1章~護る事への証~】
ロビン編

 そんな中、レインゼール家と敵対していたフランベール家はいつ戦が起ころうとも
 可笑しくはないにも関わらず、戦闘に関する準備は一切に話し合われてはいなかった。

 そしてその、ロビンを変える事となる運命の歯車は動き出した。
 
 「フランベール!!今日こそこの領域は私達、レインゼール公爵の領地だ!!」
 「戦の始まりだフランベール!我らレインゼールに勝利あれ!」

 レインゼール家が攻め込んできたのだ。
 ロビンとクランは最上階で待機をしていた。
 ロビンはクランを護るように影を蔽い…。

 数々の銃音が聞こえ、クランが震えている。
 そしてその銃音はどんどんと近づき、その最上階の扉は開かれた。

 「お前がこちらの使用人か…前から見かけるたびに憎い奴だとは思ってたんだがな」
 巨体の男が1人だけ、笑みを浮かべ近寄ってくる。

 「…ああ、確か貴方がクソアタマ・レインゼール…でしたっけ?」
 「グセイル・レインゼールだ!!ロビン・アルケイド!!
  丁度いい、この戦でお前も始末してやる。」
 「大口叩いて、後でどうなっても知りませんヨォ?」

 互いに剣を引き、互いに剣を突き刺す。
 当たったのは確実に剣術が上のロビンの方だった。

 「ぐ…ほっ……」
 「熱く語ったわりには弱った人ですねェ…クソアタマ。もう終わりですか」
 「くそ…くそ…クソッ、フランベールの分際め!!」

 そしてふとグセイルが見つけたのが、ロビンの後ろで隠れる小さな少年…

 「ほう…その坊主がフランベール公爵の息子か」

 それと同時にグセイルは強くクランの腕を掴み、ロビンから少し距離をとった。
 「ひっ……」
 
 「その方には手を出すな!」
 「うるさい動くな。こいつを殺すぞ。」
 ロビンは動けずに捕まったクランを見つめる。

 「ふふふ、よし…ここから俺の反撃だよ、アルケイド。終わりだ」
 グセイルは銃を引き、動けないロビンにそれは当たり前の様に刺された。
 「――っ」

 「ロビンッ…!お前っ何を…何をする!」
 手元のナイフを持つと、クランがその小さな手でレインゼールの者に突き刺そうとした
 「なにを…!やめなさいクランお坊ちゃん…!」
 「自分から俺においでなんて嬉しいこっちゃねえ、坊ちゃん。」

 「―――――…え」

 グセイルは躊躇う事なくクラン坊ちゃんの体を射った。




>>【第1章~そして貴方が繋ぐもの~】へ続く
1999.04.08 04:00|∟小説
【第1章~始まりの屋敷~】
ロビン編

 
 「私はね、人を護る事の出来ない人間なんデス…ですから…もう使用人など…」
 「それじゃあ、レムは今日から護る事の出来る人になればいい」

 「護る事の…出来る人?」
 「うん!」

 お坊ちゃん、私は今幸せデス。
 何年もの間、幾つもの罪悪を超えて…

 いま貴方の傍にあれる事が、まるで夢の様だ。


 罪悪………か
 あれは何年ほど前だろうか…



 ―……………
 


 いつものように、晴れた日の光がフランベール家の屋敷を照らし、誇らしげに輝く花達と…
 いつもそこに笑う……少年。

 「今日は天気の方が良いですよ、お坊ちゃん…」

 ロビンが過去に仕えていた主人、名をクラン・フランベール…。
 少し静羅坊ちゃんに似た小さく愛らしく…とても純粋で優しい少年だった。

 「ロビン、その敬語どうにかならないの?僕が生まれた時からずっと一緒なのにさ~」
 「あっハッハッ駄目ですヨォ、私は所詮クラン坊ちゃんの 下 僕 でしかないんですからv」
 「ぷっおっもしろいっ…いーっつもそういうこと言うよねロビンっ…下僕じゃないって!」

 「では何てお呼びになれば、クランお坊ちゃんはお喜びになられるのですカ?」

 「んーあっそだっ、ねねっ1度でいいからクランって呼んでよ!」
 「無理デスv (満面の笑顔)」
 「あはははーそうなるよねーさすがロビンだねー(棒読み」
 「…おや、坊ちゃん。またあちら側の庭に足を運びましたね…」
 「だって、楽しいでしょう?あそこはいつも赤色…」
 「………。」

 クランは赤色が好きだった。…クランの中で煌めいていた…血の色。
 あちら側の庭とはロビン達フランベール家と対するようになった
 レインゼール家の領域…そして今は破壊された血の塗られた庭…
 
 ロビンは使用人。お坊ちゃんをお護りする盾であり「護り抜く」為に存在する身代りにすぎない。




>>【第1章~護る事への証~】へ続く
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STORY

CHARACTER

≫エンドブレイカー                   ≫シルバーレイン                 ≫サイキックハーツ

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*能力者/冒険者*

↓の名前をクリックすると同時に ちょっとした紹介文と共に 完全プロフィールへのリンクもあります。 気になる人がいましたらどうぞ。

背後(PL)

天野晴夜

Author:天野晴夜
>>完全紹介
――――――――――――――
(あまの はるや)
当方ブログ全キャラクターのPL。
どうぞ宜しくお願い致します。

(↑燕アイコンは燕ご友人の
蓮弥介ちゃんから頂きました!
ありがとうございます!)

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《  SilverRain  》

『シルバーレイン』2012年12月31日終了

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《  EndBreaker!  》

その名は                       エンドブレイカー!

ミラウリィ・クリストファー

満陽の賛美歌

≫プロフィールデータ                                                                                                  ==――――――――――==                                     ミラウリィ・クリストファー(c00051)                                       ==――――――――――==   微笑む暖色花のような少女。真面目で落ち着きおしとやか。その立ち振る舞いにはどこか気品も感じられる。夕焼け空の下で歌う彼女は今日も誰かの幸せを願う。

ノイズ・レオ

青薔薇卿

≫プロフィールデータ     c00499_icon_2.jpg                                                                                             ==――――――――――==                                     ノイズ・レオ(c00499)                                       ==――――――――――==   艶やかな紫水晶の髪に青薔薇のように灯り咲く青い瞳。生真面目で負けず嫌いなツンとした本の虫。実年齢より若く見られることを気にしている。

ゼネ・レシュカ

忘れじの深緑

≫プロフィールデータ                                                                                                ==――――――――――==                                     ゼネ・レシュカ(c00005)                                       ==――――――――――==   長身で筋肉質な男。黙っていればタイプで根はド天然。忘れっぽく喜怒哀楽の激しい行動派。自己鍛錬が趣味で家事が得意。

セレリナ・ルヴァーナ

夢花を想う

≫プロフィールデータ      hjtfhrxsa.jpg                                                                                             ==――――――――――==                                     セレリナ・ルヴァーナ(c00603)                                       ==――――――――――==   優しくふんわり一生懸命。明るく女の子らしく、人の為に泣ける純粋さをもつ。親を亡くし、幼少期から祖母祖父に育てられてきた。

シグベル・ウィック

ひつじの宅急便

≫プロフィールデータ     12001748_m_20100917030833.png                                                                                             ==――――――――――==                                     シグベル・ウィック(c00338)                                       ==――――――――――==   蜂蜜色のふわふわ癖毛が印象的な郵便屋の青年。常にポジティブ思考。暗い空気も吹っ飛ばす裏の無い明かるさをもっている。

グレイム・レグスター

漆黒のエスペランサ

≫プロフィールデータ                                                                                                  ==――――――――――==                                     グレイム・レグスター(c07624)                                       ==――――――――――==   瓶底眼鏡が印象的な穏やかで温厚な青年。若くして豊富な知識を持っている事は確かだが何もない所で転んだり壁に激突したりと頼りない面も。

リーオ・ジュダス

気駆れ陽

≫プロフィールデータ                                                                                                  ==――――――――――==                                     リーオ・ジュダス(c10019)                                       ==――――――――――==   グレイムの部下であり魔法剣士。とことん自由奔放で風のように気まぐれ屋。性格は飄々としており読めない上に少々毒舌。

ソルド・シンティ

煌雲

≫プロフィールデータ     0630.jpg                                                                                           ==――――――――――==                                    ソルド・シンティ(c12101)                                       ==――――――――――==   ランスブルグからの来訪者でありエンドブレイカー。鋭い赤の眼光を持つ謎の青年。

クロラ・クレザ

雪騎

≫プロフィールデータ     クロラ                                                                                             ==――――――――――==                                     クロラ・クレザ(c23054)                                       ==――――――――――==    アクエリオのとある騎士団の団長を務める。真面目で常に冷静さを保つため、本心は定かではない。貴族息子の三男坊だがそれ故に悩みを抱えていた。自身の力を信じ、騎士としての身をもって仲間に加わる。

その他のエンドブレイカー

■各編のサポートキャラクター他■

≪≪【アクスヘイム編】≫≫                 ≪≪【エルフヘイム編】≫≫ ≪≪【謎のキャラクター】≫≫     

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